
山本優弥が生徒を褒める理由
2026.10.16

〜武道は美学 格闘技は美しい〜
技の引き、捌き、間合い、身のこなし。僕は昔から、格闘技の美しさに魅力を感じていました。強いから素晴らしいんじゃない。美しいから素晴らしい。武道は、僕にとって一つの芸術なんです。
テレビに映るようになった頃、センスのある人たちとは違って、センスのない僕は、周囲が望む結果を出すことにつまずきました。
技が無茶苦茶でも、一生懸命に頑張る姿を評価してもらえたこともあります。ありがたいことなのに、僕の中にはずっと違和感がありました。
期待してくれている人たちがいるのに、思うようにできない。どんくさい自分が情けなかった。
そして、ありのままの自分で、特別な工夫もできず、ただ必死に戦った姿が評価されたとき、「えっ? こんなんでいいんだ?」と思ったのも事実です。
でも、それは何かに目覚めたと同時に、何かが冷めた瞬間でもありました。
僕がやりたかったのは、周囲に認められることじゃなかったんです。
頑張っている自分を見てもらいたかったわけでもない。誰かが望む結果を出して、誰かの期待に応えることが、僕の人生の目的でもなかった。

僕は、僕が美しいと思う格闘技をやりたかった。
相手の攻撃を華麗に捌き、技を引き、無駄のない動きで自分の身体を操る。力任せでも、根性任せでもない。見ている人が思わず「美しい」と感じるような武道。
勝ち負けよりも、僕はそこに魅力を感じていたんだと思います。
僕の価値観と、周りの価値観は、昔からいつも違っていました。
でも、違っていてよかった。
誰かが評価してくれる自分と、自分がなりたい自分は、必ずしも同じじゃない。
だから今、こどもたちにも、誰かの期待に応えるためだけに自分をつくらないでほしいと思っています。
自分は何を美しいと思うのか。どんな人間をかっこいいと思うのか。どんな自分で生きていたいのか。
それを自分で見つけて、自分で選んで、自分で磨いていく。
勝つことが目的なら、勝ったところで終わる。でも、美しくありたいと思う人生には、きっと終わりがない。
武道は美学。人生もまた、自分という人間をつくる芸術なんだと思います。
#優弥道場#武道は美学#優れるな異なれ
#人生は自分づくりの物語#みんなのおかげじゃけぇ

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