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うちの空手はゆるい

2025.12.17

賞をもらおうが、もらわまいが、 優弥道場の子どもたちはみんな凄い。
「気合い」や「テクニック」そんなのは感じられれば磨ける。

本当に凄いのは、その子を信じて支え続けている親子関係。

近すぎず、離れすぎず、
手を出しすぎず、放り出さず、

「この距離感」を保ち続けることが、どれだけ難しいか。

好きなことを好きなまま貫くために、工夫を重ね、 自身の心身を磨き向上し続ける親の姿勢。

それが、こどもの才能を育てている事がわかる。だから保護者の方を僕は大尊敬している。

他道場では空手が嫌いになる子が多いそうです。
「空手に行きたくない。辞めたい」そう話す子。
「おとなになったら、もっとつらいことがある」
「だから耐えよう。一緒に頑張ろう」
親御さんはそう言ってこどもを説得するそうです。

それもまた“押忍の精神”なのかもしれません。
生きる中でつらいことはたくさんある。
そんな困難に負けず、
耐えて、頑張って、
生き抜くことが人間の美学。
確かに、かっこいい考え方です。

僕は、 すべてを吸収したいから、すべてを好きになろうとする性分です。
だから時々 「嫌い」を作りたくなります。
嫌いがある人の気持ちが分からないまま一生を終えたくないという気持ちからの思考の趣き。

上から「やれ」と言われると、やる気は消える。
「嫌いだ」や「なんとも思わないよ」よりも、「好きだよ」と言われたい。
好きって言われると嬉しくて。

自分のために動いてくれる人の愛情を感じたら、その時人は前に進める。
これは、おとなも、こどもも同じだと思っています。

この愛情に「嘘がない」ことを、 自分自身どう表現するか?
その技法を磨くためにも、
自分を大切にし、 自分に妥協せずに生きています。
何を言うか、よりも 誰が言うか。を大切に。
その「誰」になるために、
僕は日々を過ごしているのかもしれません。

「優弥といたら楽しいじゃん」
「あっ、これ、好きかも」
そんな気持ちを、できるだけ多く感じてほしい。
だから、こどもたちには
「〇〇くんはどう思う?」
「〇〇ちゃん、これどう?」
と問いかける。
素敵な考えを聞いた僕は
またその子を好きになれる
「それ素敵♡」
「教えてくれてありがと☺︎」

すべて選ぶのはこども自身。
生き方は自分で決めていく。
大会当日の心と身体の準備も、
僕とやる時は
それぞれが自分の考えを言う。
「やりたいことある?」
「これをしておきたいです」
その答えは、当たり前だが
みんな違った。
おっ!さすが!凄くいいね!
だからこそこれもやっておこう!って
互いに納得しながら準備を進めた。

うちの空手はゆるいから
そのままでも学び合えるし
自分で締めることもできる

うちの空手はぬるいから
そのままでも学び合えるし
自分で冷やしてみたり
沸騰させることだってできる

親に感謝すると言うことは
産んで育てて貰えたおかげで存在する

“自分のことを大切にする”こと。
そんな自分を大切にしてくれる
家族や周りを大切にすること。

そんな当たり前を貫いた人生を
心から楽しめることが幸せ。

もしそれが人間の煩悩が出やすい
争いのシーンもある空手を通じても

出来ているとしたら、
この生き方はみんなの人生にそのまま活かせる。
だから、 君たちの空手は、
本当に素晴らしいんだよ。

#優弥道場
#優れるな異なれ
#個性は直すな増やせ
#努力はいらない夢中になれ
#人生はものづくりの物語
#みんなのおかげじゃけぇ

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